「生命保険の選び方と見直しラボ」は、FP(ファイナンシャルプランナー)が生命保険の選び方と生命保険見直しの方法を徹底的に解説しているプロの専門情報サイト。生命保険の人気ランキングで生命保険の比較も可能です。

生命保険選びで失敗しないために

  • 生命保険選びで失敗しないために

    よくある失敗

    • 不安からいくつもの生命保険に加入
    • 公的保険と重複した保障の生命保険
    • 保険料の高い生命保険を選んでいる
    • ライフステージごとに見直しをしていない
    • 必要保障額を正確に見積もらずに加入
    • 知り合いの営業マンの言われるままに加入
    • 必要な保障が漏れてしまっている
    • 倒産のリスクがある生命保険会社に加入

    doctor2128_128生命保険に正しい知識を得る前に加入してしまうと、数年後に結局見直すことになってしまいます。

    「保障が不十分」「保険料が生活費を圧迫」「生命保険の未払い」など生命保険選びの失敗というのは家族の将来に大きな影響を与えてしまうリスクがあるのです。

    生命保険選びで失敗しないためには、自らが最低限の生命保険選びの知識を把握することが必要なのです。

生命保険の選び方:手順

定期保険の選び方

終身保険の選び方

収入保障保険の選び方

養老保険の選び方

        • 生命保険選び方:生命保険の種類比較

          生命保険の種類定期保険終身保険収入保障保険養老保険
          保険イメージ定期保険
          定期保険
          終身保険
          終身保険
          収入保障保険
          収入保障保険
          養老保険
          養老保険
          保険料安い高い安い高い
          保険料の変動満期まで一定生涯一定満期まで一定満期まで一定
          貯蓄性なしありなしあり
          解約返戻金なし、わずかありなしあり
          満期金なしなしなしあり
          加入者の割合
          (kakaku.com調べ)
          43%31%25%1%
          メリット・保険料が安い
          ・通販型ネット生保で保険料がさらに安い
          ・保険金額を高く設定できる
          ・貯蓄性がある
          ・一生保険に入ることができる
          ・解約すれば解約返戻金がある
          ・保険料が定期保険よりも安い
          ・満期に近づくにつれて保険金額も下がっていくため無駄がない
          ・分割で受け取るため使いすぎる心配がない
          ・貯蓄性がある
          ・元本割れがない
          ・預金より利率が良い
          ・死亡保障もついている
          デメリット・解約返戻金がない
          ・貯蓄性がない掛け捨て
          ・更新時に保険料が上がる
          ・収入保障保険と比較すると満期近くでは無駄な保障が発生している
          ・保険料が高い
          ・保険金額を高く設定できない
          ・貯蓄性はあるが、自分が受け取れるわけではない
          ・満期を迎える前に解約してしまうと、払込保険料総額よりも解約返戻金は少なくなる
          ・貯蓄性がない
          ・解約返戻金がない
          ・保険に入れる年齢は最大で65歳まで
          ・保険料が高い
          ・保険会社が積極的に販売していない
          ・保険金額は高く設定できない
          ・生命保険会社の倒産時に元本割れのリスクがある
          おすすめの人・保険料を安く抑えたい
          ・保険金額を高く設定したい
          ・老後資金の貯蓄は別のもので考えている
          ・一生涯の補償が欲しい
          ・いざというときのために解約返戻金が欲しい
          ・高めの保険料も苦ではない
          ・保険料をとにかく安く抑えたい
          ・必要な分だけの保障を確保したい
          ・老後資金の貯蓄は別のもので考えている
          ・生命保険で老後資金のための貯蓄を前提に考えている

        家族構成別の生命保険の選び方

        • 家族構成別の生命保険の選び方

          職業年代結婚子供定期保険終身保険収入保障保険養老保険医療保険がん保険学資保険個人年金保険
          会社員20代~30代独身なし×××××
          会社員20代~30代既婚なし×
          会社員20代~30代既婚あり×
          会社員40代~50代既婚なし×
          会社員40代~50代既婚あり×
          自営業20代~30代独身なし×××××
          自営業20代~30代既婚なし×
          自営業20代~30代既婚あり×
          自営業40代~50代既婚なし×
          自営業40代~50代既婚あり×

          20代~30代ファミリー生命保険の選び方

          doctor2128_128 夫・妻:20歳~39歳
          子:0歳~5歳

          • 子供が小さい
          • 収入も多くはない
          • 将来の教育費も必要

          生命保険選びのポイント

          • 割安の保険料で高い必要保障額を確保できる収入保障保険を選択する
          • 稼ぎ手にケガや病気で働けなくなったときのために割安な医療保険を準備する
          • 子供が大きくなるにつれて必要になる学費を学資保険によって準備する

          40代~50代ファミリー生命保険の選び方

          doctor2128_128 夫・妻:40歳~59歳
          子:15歳~25歳

          • 子供が独立
          • 収入も一定レベルに
          • 老後に対する備えが必要

          生命保険選びのポイント

          • 子供の独立が最大の生命保険見直しタイミング。死亡保障の保険金額を引き下げる
          • 死亡保障を抑えられる分、介護リスクやがんリスクなど医療保険を手厚くする必要がある
          • 老後資金のために貯金、個人年金、終身保険などを手厚くする

          20代~30代ディンクス生命保険の選び方

          doctor2128_128 夫・妻:20歳~39歳
          子:なし

          • 子供がいない
          • 共働きで世帯収入が大きい
          • 住宅ローンあり

          生命保険選びのポイント

          • 共働きのため、夫妻2人とも万が一の際の保障が必要
          • 死亡保障ではなく、医療保険も充実したものを選ぶ
          • 収入に余裕があるため将来の資金は貯金で貯める

          20代~30代独身生命保険の選び方

          doctor2128_128 男女:20歳~39歳
          独身

          • 貯金の機能が必要
          • 独身だと病気が心配
          • 住宅は購入していない

          生命保険選びのポイント

          • 最低限の医療保障だけがあれば十分。格安の医療保険がおすす
          • 住宅購入や将来の貯蓄と万が一のときの葬儀費用を終身保険で準備
          • 余裕があればがんの診断時に一時金が受け取れるがん保険を検討

          20代~30代自営業ファミリー生命保険の選び方

          doctor2128_128 夫・妻:20歳~39歳
          子:0歳~5歳

          • 自営業
          • 収入も多くはない
          • 社会保障が少ない

          生命保険選びのポイント

          • 自営業の場合は社会保障が手薄なため、十分は保障の生命保険に入る必要がある
          • ケガや病気で働けなくなったときのために十分な医療保険を準備する
          • リタイヤ後の介護リスクも対応できる介護保険も検討の必要あり

          40代~50代自営業ファミリー生命保険の選び方

          doctor2128_128 夫・妻:40歳~59歳
          子:15歳~25歳

          • 自営業
          • 社会保障が少ない
          • 子供が独立

          生命保険選びのポイント

          • 自営業の場合は社会保障が手薄なため、十分は保障の生命保険に入る必要がある
          • 子供が独立して必要保障額が下がっても、保険は減らせない
          • リタイヤ後の介護リスクにも対応し貯蓄性のある介護保険もいつ用

        ライフステージ別の生命保険見直し、生命保険の選び方

        • 就職したときの生命保険選び

          doctor2128_128

          • 独身で守るものがない
          • 収入も多くはない
          • 社会保障制度崩壊のリスク

          生命保険選びのポイント

          • 独身で守るべき家族がいないため、保険金額は葬儀費用などの必要最低限に
          • 生涯保障が続く終身型の医療保険は若いうちに加入した方が保険料が安くなる
          • 生命保険の終身保険を使って、貯金代わりに強制的に貯蓄する

          結婚したときの生命保険選び

          doctor2128_128

          • 子供がいない
          • 病気になった時のリスク
          • 将来の子供のための貯蓄

          生命保険選びのポイント

          • 子供がいないため、万が一のことがあっても残された家族の負担は少ない
          • 生命保険の死亡保障よりも、病気になった時のリスクのために医療保険を重視
          • 子供が生まれてからの子育て費用や住宅購入資金を貯める必要がある

          子供が生まれたときの生命保険選び

          doctor2128_128

          • 将来のライフプランを考える
          • 死亡保障が重要
          • 子供の教育資金を準備

          生命保険選びのポイント

          • 子供が生まれたときが将来の家族のライフプランを検討する適切なタイミング
          • 万が一のことがあった場合の残された家族の生活費として死亡保障が最重要
          • 子供の教育資金は公立1000万円、私立2400万円。生まれたときから準備する必要がある

          住宅を購入したときの生命保険選び

          doctor2128_128

          • 住宅ローンは生命保険付帯
          • 死亡時の支払い免除
          • 住居費の心配が要らない

          生命保険選びのポイント

          • 住宅ローンを組めば団体信用生命保険という生命保険が無料付帯されている
          • 契約者が死亡した場合には、ローンが残っていても残りの返済はしなくて良い
          • 住居費の心配が要らないため、必要保障額が減り保険金額を引き下げることができる

          子供が独立したときの生命保険選び

          doctor2128_128

          • 子供の生活費の負担減
          • 子供の学費の負担減
          • 将来への不安が増加

          生命保険選びのポイント

          • 子供の生活費や学費負担がなくなるため、生命保険の保険金額を大幅に下げられる
          • 介護、病気のリスクが年齢とともに増加。介護保険や医療保険の充実が必要
          • 生命保険の負担減分を個人年金保険や貯蓄性のある保険などで老後資金に充てる

          定年退職したときの生命保険選び

          senior2128_128

          • 将来への不安が増加
          • 退職金の資産運用が必要
          • 相続対策の必要がある人も

          生命保険選びのポイント

          • 介護、病気のリスクが年齢とともにさらに増加。介護保険や医療保険の充実が必要
          • 退職金の資産運用で、個人年金保険などを検討し、老後資金の確保を考える
          • 相続対策で一定額まで相続税がかからない終身保険などの加入を検討する
        • 生命保険選び方:生命保険の入り方比較

          ジャンル生命保険入り方メリットデメリット
          来店型保険ショップ・親身に相談にのってくれる
          ・どんな生命保険が必要か?家計診断なども行ってくれる
          ・複数の生命保険を提示しているとはいえ、代理店報酬が高い
          ・生命保険に案内が偏る
          ・受け持つ担当者のスキルレベルに大きく依存する
          ・FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つ方もいるが少ない
          来店型銀行・証券会社・資産運用と同時に生命保険の相談ができる
          ・銀行や証券会社は信頼性が高く、サービスレベルも高い
          ・関連会社の生命保険に集中するなど、案内できる商品数が少ない
          ・生命保険専門でないため、担当者の相談解決のノウハウは少ない
          訪問型生命保険会社の営業
          生保レディ
          ・生命保険、とくに自社の商品に対しての知識は誰よりも多い
          ・加入した後のアフターフォローも行ってくれる
          ・自社の商品中心になるため、説明も誘導的になりやすい
          ・担当者のスキルに大きな差がある
          ・ノルマ制のため、どうしても営業圧力が大きくなり、断りにくい
          訪問型ライフプランナー
          ファイナンシャルプランナー
          ・親身に相談にのってくれる
          ・保険だけでなく、税金、貯蓄、ローンなど全体的な相談可能
          ・加入した場合のアフターフォローも親身にしてくれる
          ・複数の生命保険を扱っている
          ・中立で利用者目線の提案をしてくれる
          ・友人や知人の紹介の場合、断りにくい
          ・ネット通販型の生命保険は販売手数料がないため、取り扱いがない
          ・スキルに大きな個人差がある
          セルフ型インターネット・保険料が安い
          ・しつこい勧誘などは皆無
          ・自分で生命保険の知識を習得する必要がある
          ・シンプルな商品設計のため、自分の要望に合致しない可能性もある
          ・ニーズに合った商品を用意していないケースもある