定期保険の選び方「リスク細分型で保険料が安くなる」

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生命保険の定期保険には、リスク細分型定期保険というものがあります。リスク細分型の定期保険とはどういうものなのでしょうか?

リスク細分型定期保険とは

生命保険の死亡保障というのは、死亡リスクに応じて保険料が決まってきます。死亡リスクの低い20代の方は保険料も安く、死亡リスクの高い60代は保険料が高くなっているのを見ればわかるかと思います。

ここで、喫煙者と非喫煙者の死亡リスクについて考えてみると

国立がん研究センターの調査では、40〜59歳の男女約4万人の方々にアンケート調査をし、その後の10年間追跡調査をした結果があります。

このデータでは、たばこを吸う人の死亡率は

  • がん(男性 1.6倍、女性1.8倍)
  • 心臓病や脳卒中などの循環器疾患(男性1.4倍、女性2.7倍)
  • その他の死因(男性1.6倍、 女性1.4倍)

と明確に高くなっているのです。

生命保険の保険料の算出ロジックで考えると、「喫煙者と非喫煙者の死亡リスクが違うのに、同じ保険料なのはおかしいなじゃいの?」ということになり

生命保険会社のうちの何社かは、非喫煙者の場合の保険料の割引をしているのです。

同様にBMIや血圧などで健康体であるかどうか?ざっくばらんに言えば、メタボや肥満ではないか?によって割引するサービスも登場しているのです。

このような年齢以外の情報で死亡リスクを細分化することにより、保険料の割引できる定期保険のことを「リスク細分型定期保険」と言うのです。

実際に保険料はどのくらい違うのか試算してみました。

メットライフ生命の保険料で試算 ※2014年7月時点

男性:30歳、定期保険、保険期間:10年、保険金額:2000万円

喫煙 健康体 クラス 払込保険料/月 割引率
喫煙 標準 スタンダード 4,580円 100%
喫煙 健康体 サードクラス 3,600円 79%
非喫煙 標準 セカンドクラス 3,280円 72%
非喫煙 健康体 ファーストクラス 2,280円 50%

となっています。

非喫煙者でメタボ体型でない場合は、喫煙者でメタボ体型である場合と比べて、ぴったり半分保険料が安くなっているのです。

非喫煙だけの場合は、28%割引、喫煙者だけどメタボでない場合は21%割引と、リスク細分型の定期保険を選択して、条件をクリアしている場合は、かなりの割引になるということがわかります。

リスク細分型の定期保険の選び方

自分が喫煙者で体型もメタボ体型である場合

リスク細分型ではない、定期保険を選ぶのがおすすめ

リスク細分型の定期保険は言い換えると、その条件に当てはまらない方は、当てはまる方の割引分割りを喰ってしまうことになってしまうのです。そのため、喫煙もしていて、メタボ体型の方の場合は、そもそもリスク細分型定期保険のサービスを導入していない定期保険の方が保険料が安くなる可能性が高いのです。

自分が非喫煙者、もしくは標準体型の場合

リスク細分型の定期保険を選ぶのがおすすめ

自分が該当する条件でリスク細分の割引を含めた割引後の保険料が安い定期保険を選ぶのがおすすめです。リスク細分の割引率は生命保険会社によって違うため、複数の定期保険を比較する必要があります。

リスク細分型の定期保険は更新時のチェックに注意

リスク細分型の定期保険が10年更新型の場合、10年後には更新をするケースが多くなります。この更新時にリスク細分型の条件に適用しているかどうか、再度チェックする定期保険と加入時だけチェックする定期保険の2つがあるのです。

たまたま、禁煙をしていたけど10年後は喫煙しているかもしれない。たまたま、今回はぎりぎりBMIが規定値以内だったけれども、10年後はわからないという方の場合は、加入時だけチェックするリスク細分型の定期保険の方が良いのです。

仮に更新時に再チェックが必要なリスク細分型の定期保険に入って、更新時に適用外になってしまった場合には、別の定期保険を検討した方が保険料は安くなる可能性は高くなります。十分注意しましょう。