生命保険の終身保険とは

senior2128_128生命保険の「終身保険」とはいったいどういう保険でしょうか。終身保険について解説します。

終身保険とは

終身保険とは、生命保険のうち保険期間が一生涯続く生命保険のことを言います。定期保険が保障が一定期間で終わってしまうこととよく比較されますが、一生涯保障が続くことから最後には必ず解約返戻金か保険金が受け取れることになります。つまり、貯蓄性のある生命保険に分類されるのです。

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保障が一生涯続く貯蓄性のある生命保険である一方、保険料が高いのも定期保険との大きな違いと言えるでしょう。

定期保険と比較すると保険料は3倍~5倍ほどになってしまうのです。

そのため、高額な保険金額は設定することが難しくなってしまいます。結果として、定期保険や収入保障保険と組み合わせて利用する方が多いようです。

また、特徴として保険金の払込期間は60歳~65歳で終了し、その後は保険の死亡保障のみが生涯続くことになります。

終身保険は、「普通終身保険」「低解約返戻金型」「積立利率変動型」「変額終身保険」など複雑に種類がわかれていることから、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談した方が入るケースが多いです。

終身保険のメリット

  • 一生涯保障が続く
  • 保険料の支払いが満期を迎えても、一生涯保障が続く
  • 一定の期間を過ぎると解約返戻金が払込保険料総額よりも高くなる

終身保険のメリットは、一生涯保障が続くため、必ず解約返戻金か保険金を受け取ることができる点です。一定期間を超えると受け取れる解約返戻金が今まで支払ってきた払込保険料総額よりも高くなることから、老後資金の確保のためにも利用できる生命保険と言えます。

終身保険のデメリット

  • 保険料が定期保険に比べて数倍高い
  • 満期を迎える前に解約してしまうと、払込保険料総額よりも解約返戻金は少なくなる

終身保険のデメリットは、保険料が格段に高いことが一番のデメリットと言えます。

どのくらい違うのかを定期保険と比較すると

アクサダイレクト生命の場合
35歳男性 保険金額2000万円の場合

  • 終身保険 保険期間10年 3,180円
  • 終身保険 保険期間20年 4,560円
  • 終身保険 保険期間30年 7,020円
  • 終身保険 28,820円

となっています。保険期間が30年の定期保険と終身保険を比較しても、同じ保険金額なのに約4倍の保険料の差があるのです。満期までに解約してしまうと払った保険料よりも少ない解約返戻金しか受け取れないため、貯蓄性があると言っても、満期までは使わないことを前提にして組むべき生命保険ともいえます。

終身保険を選ぶ際の注意点

  • 満期前に解約してしまうと保険金額は払込保険料よりもかなり少なくなってしまい損をする
  • いつまで払うのかの払込期間が終身保険によって違うので要確認が必要

満期前だと解約返戻金は払込保険料総額よりも、ずいぶん少なくなってしまいます。満期前で解約するのであれば、定期預金の方が良かったということになりかねないのです。そのため、満期前に解約することの内容に無理のない保険金額で終身保険は設定すると良いでしょう。

終身保険がおすすめの方

  • 貯蓄性がある、払った保険料が戻ってくる生命保険が良いと考える方
  • 一生涯の保障がある方が安心な方
  • 保険料の負担が苦ではない方
  • 万が一急にお金が必要になっても、他の貯金などで対応できそうな方
  • 高額の保険金額の設定が必要ない方
  • 老後資金を保険で貯めたい方

貯蓄性のある生命保険とはいえ、満期までに解約してしまうと支払った保険料総額よりも、受け取れる解約返戻金は低くなってしまいます。そのため、保険料の支払いが苦ではない収入がある方や他の預貯金があるため、急な支出があっても、保険を解約しなくても対応できる方におすすめの生命保険と言えるでしょう。

終身保険は、一生涯保障が続くこと、また万が一のときに解約すれば解約返戻金(まとまったお金)が入ってくることで、安心を買える生命保険と言えます。

しかし、その分毎月の保険料負担が大きいことと、種類が豊富で複雑化しているため、専門家の相談なしに決めることが難しいことなどのデメリットもあります。十分に検討して、他の生命保険と組み合わせて加入する保険なのです。