変化する生命保険業界。どこから生命保険に入るのが損をしない入り方なのか?

man128_128今までは、生命保険の販売と言えば、生保レディによる訪問販売型の営業スタイルと、一社専属の保険営業マンが知人や友人、親戚のツテから営業するスタイルが一般的でした。しかし、時代は変わり今や生命保険選びの前に、どうやって生命保険選びの方法の選び方を学ばなければいけない時代に突入しているのです。

生命保険の選び方の歴史

1980年~1990年代の生命保険選び

「生保レディ」と「一社専属営業マン」

日本生命、第一生命、住友生命など、「漢字の生命保険会社」と呼ばれる生命保険会社の生命保険の販売方法というのは、「生保レディ」が中心でした。

ヤクルトレディなどと同じく、専業主婦の多い時代では、暇な時間に同じ専業主婦の目線で生命保険加入を営業することが非常に理に適っていた時代なのです。世間話をしながらコミュニティを拡大し、セールスをしていったのです。

生保レディとは別に「一社専属の営業マン」というものも増えてきました。これは外資系生命保険会社であるソニー生命、プルデンシャル生命などが中心でした。
独立志向の高い男性サラリーマンを中心に歩合が多い、契約をして、知人や友人、経営者などに生命保険のコンサルティングをしながら販売する方式を取っていたのです。

ほぼこの2つの手法で日本の生命保険というのは、広まっていきました。

2000年代前半の生命保険選び

「一社専属営業マン」から「複数の生命保険代理店」へ

1996年の保険業法の改正を受けて、保険の代理店が複数の生命保険会社の商品を取り扱うことが可能になりました。

つまり、生命保険選びに「比較する」という行動が可能になったのです。これを契機に2000年代後半には、保険の窓口を中心とする保険相談アンテナショップが登場するようになり、店舗で要望を聞きながら希望に合った生命保険を提案してくれるようになったのです。

2000年代後半の生命保険選び

「ネット生保」「生命保険無料相談サービス」の登場

2000年代の後半になると、ライフネット生命、DIY生命などインターネットを中心に生命保険の販売をする生命保険の通信販売が登場してきました。

これらのネット生保は、営業をインターネットに限定し、営業コストを抑えるとともに、店舗も持たないで済むため、保険料が非常に安い生命保険として人気が高まっているのです。

しかし、ネット生保の場合は、インターネットのサービスを比較検討しながら自分で決めなければならないデメリットもあり、逆に相談を中心とした「FP無料相談サービス」が増えてきました。

プロの専門家であるFPに生命保険について無料で相談できるサービスです。FPは多少知識のある方であれば普通に取得できる資格なので、実際に会って相談してみないことには、そのFPの信頼性が判断できないということが影響しています。無料で相談できるため、利用が増えているのもこのタイプです。

これからの生命保険選び

生命保険選びの方法が多岐にわたる形になってきたため、自分で生命保険選びの方法から決める必要が出てきています。

それぞれメリットデメリットがあるため、自身の目的や性格に合った生命保険選びの方法を見つけることが重要なのです。

生命保険の販売チャネルメリットデメリット
生命保険会社 営業自宅や職場まで駆けつけて説明してくれる自社商品のみのため、偏った情報
加入した場合のアフターフォローも親身にしてくれる担当者のスキルに個人差がある
積極的な営業スタイルのため、強引
来店型の保険相談窓口(専属)親身に相談にのってくれる1社の商品のみため、偏った情報
加入した場合のアフターフォローも親身にしてくれる担当者のスキルに個人差がある
販売手数料の高い商品に偏る
来店型の保険相談窓口(総合)貯蓄型の生命保険の提案が多いニーズに合った商品を用意していないケースもある
複数の生命保険を扱っている販売手数料の高い商品に偏る
加入した場合のアフターフォローも親身にしてくれる
ネット生保掛け捨て型の生命保険が中心自分で選ぶ保険の知識がある程度必要
保険料が格安
FP(独立型)親身に相談にのってくれる友人や知人の紹介の場合断りにくい
加入した場合のアフターフォローも親身にしてくれるFPのスキルに個人差がある
複数の生命保険を扱っている
中立で利用者目線の提案をしてくれる
生命保険通販サイト複数の生命保険を扱っている自分で選ぶ保険の知識がある程度必要
しつこい勧誘などがないニーズに合った商品を用意していないケースもある