生命保険を見直す時に注意したいポイントのひとつに「切り替え時の無保険状態」というものがあります。
切り替え時の無保険状態とは
生命保険の見直しをする場合は
- 既存の生命保険を解約
- 新しい生命保険を契約
を行うことがほとんどです。
このとくに注意が必要で、新しい生命保険を契約して責任開始日がはじまる前に既存の生命保険を解約してしまった場合には、解約日から切り替え先の生命保険の責任開始日がはじまるまでの期間は生命保険に加入していないことになります。
たった数日、たった数週間かもしれませんが、このときに万が一のことが起こってしまったら、泣くに泣けません。
さらに、責任開始日前の状態では、告知書を送付してから診査されるときに健康状態や告知内容によっては、新しい生命保険の方の承認が下りない可能性があるのです。こうなると、別の生命保険をこの段階で探す必要があり、無保険期間も数か月になってしまう可能性もあります。
この「切り替え時の無保険状態」を作らないためには新規の生命保険の契約と既存の生命保険の解約のタイミング間違えないようにしなければなりません。
責任開始日になったら、既存の生命保険を解約する
保障が適用されるのは、責任開始日がはじまってからです。逆に言えば、責任開始日になるまでは、既存の生命保険の解約はしてはいけないということになります。
生命保険の責任開始日までの流れは
- 生命保険の申込書を提出
- 告知と診査の実行
- 第一回目の保険料支払い
- 保険会社の承認
- 責任開始日、保障の開始
となります。一般的に申込書や告知書の提出から1週間ぐらい必要になると考えましょう。通販型のネット生保でクレジットカード払いをする方法がこの期間が一番短くなる方法と言えます。
無保険状態を作らないためには、責任開始日がいつはじまるのか?を確認することが重要なのです。