「ボーナス特約」「お祝い金」で生命保険を選んではいけない

bank128_128生命保険、医療保険の中には「ボーナス特約」「お祝い金」というものが付帯されている保険があります。「お祝い金」というとどうしてもお得な生命保険と勘違いしがちなのですが、実際にこの「ボーナス特約」「お祝い金」ほど意味のないものはないのです。

「ボーナス特約」「お祝い金」は自分のお金

「ボーナス特約」「お祝い金」て聞けばてっきり、生命保険会社が身銭で「一定期間健康でいたからお祝いにプレゼントするよ。」という意味合いの物に思われるかもしれませんが、実際は自分が払った保険料です。

自分が払い込んだ保険料の一部を「お祝い金」という名目で返金しているに過ぎないのです。

ということは、「お祝い金」ありの保険と「お祝い金」なしの保険を比較すると「お祝い金」ありの保険の方が保険料割高になっているのです。言うまでもなく、この割高分が自分へ戻ってくる「お祝い金」なのです。

「お祝い金」と呼ぶのもばかばかしいこの制度は保険選びには必要ないと言っていいでしょう。

もちろん、割高になる払込保険料分よりも、多くの「お祝い金」が戻ってくるのであれば問題ないのですが、基本的には定期預金と同額程度のプラスにしかならないことが一般的です。

さらに問題なのは、「お祝い金」がある定期保険のことを貯蓄性のある生命保険と誤認させるような営業手法を取る生命保険会社もあるので注意が必要です。たしかにお金が少しは戻ってくることを貯蓄性があると言っても間違えではないかもしれませんが、これは単純に掛け捨ての保険料にプラスした割高分が戻ってくるだけなのです。

生命保険の内容を混同しないためにも、生命保険選びでは「お祝い金」はないものを選んだ方が良いのです。

仮に保険料が多少割高になっても余裕資金がある場合の対応

本当に貯蓄性のある養老保険、終身保険を選ぶ

払込保険料にまだ余裕があるという場合はボーナス付きの生命保険を選ぶのではなく、本当の意味での貯蓄性のある生命保険「養老保険」「終身保険」を選ぶと良いでしょう。満期になれば払込保険料総額以上が戻ってきます。

住宅ローンがあるなら、繰り上げ返済の方が「お祝い金」より断然お得

「お祝い金」は、よくて割りだけになった保険料分に対して定期預金、預貯金分の金利がプラスされた額しか戻ってきません。今でいえば、年率0.3%前後と言えるでしょう。しかし、住宅ローンであれば年率1.0%~2.0%で借りれているはずなので、こちらの繰り上げ返済資金に充てた方が何倍もお得になるのです。