年齢別死亡率の推移データ

graphline128_128生命保険の見直しにも重要な指標というのが「年齢別の死亡率」のデータです。下記は、厚生労働省が公開している調査データになります。

年齢別死亡率の推移 平成23年

指標死亡率 死亡率累積 
年齢
0~4歳0.07%0.07%0.07%0.07%
5~90.01%0.01%0.08%0.08%
10~140.01%0.01%0.10%0.09%
15~190.04%0.02%0.14%0.11%
20~240.06%0.03%0.20%0.14%
25~290.07%0.04%0.27%0.18%
30~340.08%0.05%0.34%0.23%
35~390.10%0.06%0.45%0.29%
40~440.15%0.09%0.60%0.38%
45~490.24%0.14%0.84%0.52%
50~540.39%0.20%1.23%0.73%
55~590.62%0.30%1.85%1.02%
60~640.96%0.41%2.81%1.44%
65~691.51%0.62%4.32%2.06%
70~742.26%0.99%6.58%3.05%
75~793.94%1.81%10.52%4.86%
80~847.07%3.52%17.59%8.38%
85~8911.96%6.93%29.54%15.31%
90~9420.41%13.37%49.95%28.68%
95~9931.78%23.65%81.73%52.33%
100歳以上50.60%41.34%--

出典:厚生労働省「平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

年齢別死亡率の推移データからわかること

1.60歳までに死亡する割合は非常に少ない

死亡率累積を見てみると、男性の場合60歳~64歳までになくなる割合は2.81%、女性の場合60歳~64歳までになくなる割合は1.44%ときわめて少ない数字になっています。

これが何を意味するかというと、64歳以下の保険金額が高額でも、掛け捨て型の生命保険に加入していると97%以上の方は、保険料分を損するだけになってしまうということです。

もちろん、それでもこの数%のリスクに対する保障という意味では、間違った選択ではありませんが、生命保険を選ぶ際に64歳以下の保険金額と保険料よりも、65歳以上の保険金額と保険料で選んだ方が良いということを示しているのです。

2.男性よりも、女性の方が圧倒的に死亡率が低い

100歳までになくなる方の割合は、男性が81.73%、女性が52.33%と圧倒的に女性の方が長生きをするという結果になっています。つまり、男性と女性では、保険金額や保険料が異なってくるということを示しています。

夫婦で生命保険に加入する場合なども、同じ保険金額に合わせる必用はなく、男性の方が多めの保険金額を設定しておくべきなのです。

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