生命保険の見直しを検討しているのであれば、メリットだけではなく、生命保険を見直すことに関してのリスク、デメリットについても知っておく必要があります。
生命保険見直しのリスク・デメリット
生命保険の途中解約時には解約返戻金は払込保険料の総額よりも少なくなる
終身保険や養老保険などの貯蓄性の生命保険を利用している場合、30年以上継続利用していなければ途中解約で受け取れる階位約返戻金は払込保険料の総額よりも少なくなってしまうのです。
解約すれば、当然契約は解消される
解約をすれば当然現在加入中の保険契約は解消されてしまいます。次の保険に加入するまでの期間は保険に加入していないことになってしまいます。
加入時と見直し時の健康状態が違っていれば契約ができないことも
生命保険の加入時の健康状態は良好だったが、見直しのタイミングでは健康状態が悪化していたため、生命保険の加入を断れるケースがあります。
告知義務違反の時効がリセットされる
加入から2年間は告知義務違反があった場合に保険金や給付金が払われない形になりますが、生命保険の見直しをすれば、この告知義務違反の事項ももう一度はじめからということになります。
切り替え後の生命保険の利率によっては保険料が高くなるケースも
終身保険や養老保険などの貯蓄性の生命保険を利用している場合、過去の予定利率よりも、現在の予定利率の方が低いケースが多いため、同じ保障だとすると保険r尿が上がってしまう可能性があります。
生命保険見直しのリスク回避
生命保険の見直しによるリスクは、切り替え後の生命保険の加入ができるものとして解約してしまって、結果どちらの生命保険にも加入できない状態になってしまうことです。
これを回避するためには、生命保険の切り替えを行う際には、新規の保険契約が完了後、切り替え前の生命保険を解約する手順にすることで確実な切り替えを行うことができます。数日は生命保険をダブらせるということになります。
この方法であれば、重なった期間分保険料負担が大きくなりますが、切り替えができなかったということがなくなり、生命保険未加入の空白期間も必要ないためおすすめです。