生命保険を見直すことで一番重要になるのは生命保険の保険会社自体を見直すことです。契約をし直すことから生命保険の転換とも呼ばれています。では、なぜ、生命保険会社の見直しが必要なのでしょうか?
生命保険の保険料は生命保険会社ごとに大きな違いがある
でも解説していますが、生命保険会社によって保険料は3倍以上の差があるのです。
生命保険の保険料というのは
純保険料 + 付加保険料 = 保険料(営業保険料)
で決まってきます。
純保険料というのは、予定死亡率を元に予定利率を加味して計算された保険料です。
何歳になるとどのくらいの確率で死亡する方が出るのか?の割合である「予定死亡率」は各生命保険会社ともに同じデータを利用していますし、予定利率も貯金の利息が0.01%の現代では資金運用が上手い保険会社と下手な保険会社でも、大きな差は出ません。
つまり、純保険料は生命保険会社でほぼ横並びなのです。
差が出るのは「付加保険料」。
付加保険料というのは、生命保険会社を経営するために必要なコストのことを意味します。
- テレビのCM、タレントの出演料
- 会社の賃料、光熱費
- 社員の人件費
- パンフレットの印刷費、郵送費
- 会社の利益
- ・・・
ありとあらゆる会社運営のコストがわれわれが支払う保険料で成り立っているのです。
ざっくばらんに言えば
- CMが多くて
- 支店や出張所が多くて
- 社員数が多くて
- パンフレットが豪華な
生命保険会社の保険料は高いということになるのです。
一見、社員数が多くてパンフレットが豪華でCMで良く見る生命保険会社は、良い会社と思ってしまいがちですが、保険料と言う物差しで見てみると、まったく逆で「保険料が高い」生命保険会社なのです。
生命保険の見直しで保険料が5割以上も安くなるケースも
下記の図はライフネット生命で見直しをした人の2014年度アンケートデータですが、50%以上も保険料が安くなっているデータがあるのです。当然、ライフネット生命以外でも格安生命保険があるため、営業や付き合いで生命保険に加入したままになっている方であれば見直しをすることで大きく月額保険料を軽減できる可能性があるのです。
まとめ
- 生命保険会社によって同じ保険金額でも保険料は3違う
- 生命保険の見直しで保険料が52%減った
という確たるデータが存在しているのです。
「あなたの加入している生命保険の保険会社は一番保険料が安いと言い切れますか?」
という質問に即答できないのであれば、生命保険の保険会社自体を見直すことで、保険料を抑えられる可能性があるということなのです。
まずは、同じ保障内容で複数の保険会社に資料請求をして、保険料の違いを比較してみると良いでしょう。