生命保険に加入するきっかけは人それぞれですが、会社に入るように言われたという人や付き合いで保険の営業マンから入ることをすすめられるケースなどが考えられます。自分でじっくり選んだ人よりも、他の人にすすめられて加入した人に多いのが「なんとなく生命保険に入ったから、どんな契約になっているかよくわかっていない。」という方です。
この場合、主契約以外にムダな特約に入らされているケースが多々あるのです。
そもそも、特約って何?
主契約
保険における基本保障の部分です。
特約
保険におけるオプション部分です。特約だけの契約はできません。主契約がなくなれば特約部分の保障も失います。
簡単に言えば、
特約 = オプション契約
なのです。
車を買う時でも、オプションを付ければ、値段はどんどん上がっていきますし、これはエステでも、ヘアーサロンでも、分譲住宅の購入でも、なんでも同じです。
「はじめからこれはオプション料金になります。」って書いてあれば、良いのですが、生命保険の悪いところは「特約」という言い方であり、かつきちんとその内容が把握できないように説明されていることなのです。
「特約」自体が悪いのではなく、「特約」の内容、メリットデメリット、主契約との兼ね合い、他の保険との重複、主契約失効時のデメリット・・・などを理解しないで特約に入っていることが大きな無駄を生んでいるのです。
例えば、生命保険に医療保険の特約がついていたとしても、公的な医療保険で十分なことも多く、本当にその医療保険特約が必要なのか?どうか?は見直すべきポイントなのです。
特約が複雑で良し悪しがわからないのであれば、特約のない主契約のみの生命保険にする
特約は非常に複雑なものです。
生命保険会社によっては、特約があった方が保険料を安くしてくれるサービスなどもあり、メリットがあることもあるのです。
しかし、大半は無駄に保険料が高くなるだけの特約も多いのです。
きちんとファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談の上、「この特約はこういうメリットとデメリットがあるからつけた方が良い」という説明の元、なっとくして加入することには問題はありませんが、何もわからずに特約に入っているのであれば、生命保険の見直しのタイミングで、特約のない生命保険に乗り換えることを検討するか、特約だけ外してしまうことも考えるべきなのです。
まとめ
すすめられたままの生命保険の特約は見直すことをおすすめします。