生命保険や医療保険のよくある誤解

comment128_128生命保険や医療保険には都市伝説のようなウソのような話がまかり通っていたりします。正しい生命保険選びをするためには、友人知人から聞いた情報も、正しい情報なのか、間違っている情報なのか、を把握しておく必要があります。

1.年を取ると生命保険には入れない

「高齢者になってしまってからは、生命保険に加入することができない」これもよくあるウワサですが、最近ではテレビCMでも「70歳以上でも入れます。」「80歳までは入れます。」というようなキャッチコピーで宣伝している生命保険も多いのです。

生命保険は高齢で入れないというのは大きな誤解であり、加入すること自体は問題ありません。

しかし、注意しなければならないのは高血圧や糖尿病、脳梗塞や心筋梗塞などの病気になっている方は生命保険の審査に通らない可能性が高くなるのも事実です。また、同時に年齢が高くなればなるほど死亡リスクは高まるため、保険金が低く、保険料が高くなってしまうのです。

高齢でも生命保険に加入することはできますが、必要な保障額と毎月支払い保険料のバランスを考えて加入を検討するのが必要です。

2.生命保険は年を取ると保険金額はほとんど受け取れない

これは状況によります。

今までは、「定期保険特約付き終身保険」という定期保険のような終身保険を販売する生命保険会社が多かったのです。そのため、60歳までは定期保険特約分の保険金と終身保険の保険金の合算の金額が支払われるのですが、60歳を超えると定期保険が解消されるため、終身保険の保険金額だけしか支払われないのです。この場合は、保険金額が4分の1、5分の1に減ってしまうことがあるのです。

通常の終身保険であれば、保険金額が減るわけではありません。しかし、保険料は年齢が上がれば負担が増えていきます。定期保険であれば、一定期間ごとに更新する必要があるため、これも年齢が上がれば保険料は増えてしまいます。

年齢が上がると生命保険の保険金がほとんど受け取れないわけではなく、同じ保険金を受け取るためには高額な保険料が必要になってしまうということなのです。

3.病気になれば医療保険は受け取れる

病気になっただけで保険金が受け取れると思っている方も多いのですが、そんなことはありません。ほとんどの医療保険では「入院」か「手術」が必要になるのです。診断されただけで保険金が発生るのは「がん保険」ぐらいなのです。

「入院」しなければ保険金は受け取れないのです。

4.生命保険なら、すべて貯蓄性があり、お金が返ってくる

バブル時代から数年間は、生命保険といえば、貯蓄性のある生命保険「養老保険」が一般的でした。保険の予定利率が抜群に高かったからです。

そのため「生命保険はどんなものでも、貯金の代わりになる」と思っている方が少なくないのです。しかし、今の保険料の安い人気の生命保険というのは、ほとんどが定期保険であり、貯蓄性はありません。「掛け捨て」なのです。

また、貯蓄性があると言っても、終身保険と養老保険には違いがあり、終身保険は必ず残された家族に保険金としてお金が戻ってくるという意味の貯蓄性で、養老保険は満期になると保険金が自分に受け取れるという違いがあることも知っておく必要があります。

とくに今は生命保険会社も貯蓄性のある養老保険は売りたがらないので、ほとんどの生命保険には貯蓄性がないと考えて置いた方が良いでしょう。