生命保険を加入する際には、どういった手順ですすめていけばよいのでしょうか。意外とわかっているようで、ぼんやりとしか理解していない生命保険の加入までの手順ですが、把握しておくことで自分にあった理想の生命保険が見つかるのです。
生命保険の加入までの手順
- 生命保険に加入する目的を明らかにする
- 目的に合った生命保険を探す
- 専門家や一括資料請求などで目的にあった複数の生命保険のプランを集める
- 複数の生命保険の内容を比較する
- 生命保険の候補を絞り込む
- 申し込み手続きをする
- 契約が完了する
特に重要なポイントは
- 目的を決めること
- 目的に合った生命保険を探すこと
- 生命保険を比較すること
の3つです。
1.生命保険に加入する目的を決める
生命保険には、大きく分けても、定期保険、終身保険、養老保険があります。
目的によって選ぶべき生命保険が違うのです。
- 万が一に備えたいが、保険料は低くしたいなら「定期保険」
- 一生にわたって、残された家族の生活を保障したいなら「終身保険」
- 保険によって、資産運用を考えているのであれば「養老保険」
といった形です。
さらに言えば、必要保障額も算出しなければなりません。
自分に万が一のことがあった場合に、必要な保険金額はいくらなのか?を計算する必要があるのです。
必要保障額シミュレーション
大まかにでも、選ぶべき生命保険の種類と、保険金額が決まったら、やっと生命保険を探すことができるのです。
2.目的に合った生命保険を探す
生命保険の選び方は、大きく分けて2つあります。
- 自分で資料を一括資料請求などで集めて検討する
- FPや代理店、営業マンなどの専門家に相談しておすすめの生命保険を探してもらう
どちらも、一長一短があります。
自分で探す場合は、ある程度「学ぶ努力」が必要になります。
専門家に探してもらう場合は、「専門家を選ぶ力」が必要になります。
特に専門家におすすめしてもらうと、それが最善であるように錯覚してしまいがちですが、FPなどにも良い悪いはあり、かけだしのFPや特定の生命保険会社から手厚い報酬を得ているFPでは、公正な情報、十分な情報が得られないリスクもあるからです。
3.生命保険を比較する
複数の候補を絞り込んだら、次は比較することで生命保険を絞り込みます。
比較のポイント
- 保険金額、保障の内容
- 保険料の金額
- 特約などの内容
比較するポイントは単純で、保障の内容と保険料のバランスで比較するだけです。
生命保険会社の信頼性などを重視する方も多いのですが、生命保険の場合、生命保険会社が破たんして倒産したとしても、生命保険の契約は「生命保険契約者保護機構」によって守られます。そのため、生命保険会社の信頼性や企業規模などはあまり重要ではないのです。