生命保険の種類がわかったら、次にすべきことは生命保険に入る方法を知ることです。生命保険に入る方法というのは、実は営業マンにすすめられるだけではありません。様々な入り方があるのです。
大きく分けて3種類ある生命保険の入り方
「来店型」
「来店型」というのは、店舗を持っている保険代理店に相談に出向いて、おすすめの生命保険を照会してもらう方法です。
保険ショップ
保険の窓口をはじめとして、全国のショッピングセンターなどに店舗があり、買い物のついでに生命保険の相談が可能。保険代理店としての機能があるため、複数の生命保険を取り扱っていて、保険料や保障で比較検討ができます。
メリット
- 親身に相談にのってくれる
- どんな生命保険が必要か?手前の家計診断なども行ってくれる
デメリット
- 複数の生命保険を提示しているとはいえ、代理店報酬が高い生命保険に案内が偏る
- 受け持つ担当者のスキルレベルに大きく依存する
- FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つ方もいるが少ない
銀行・証券会社
銀行や証券会社も、保険代理店としての機能を持っており、窓口で生命保険の相談も可能になっています。
メリット
- 資産運用と同時に生命保険の相談ができる
- 銀行や証券会社は信頼性が高く、サービスレベルも高い
デメリット
- 関連会社の生命保険に集中するなど、案内できる商品数が少ない
- 生命保険専門でないため、担当者の相談解決のノウハウは少ない
「訪問型」
「訪問型」というのは、家や職場、近くの喫茶店などに出向いてもらって生命保険の相談をする方法です。
生命保険会社の営業/生保レディ
生命保険会社と契約している個人事業主としての営業が多く、自宅や職場に訪問してくれます。
メリット
- 生命保険、とくに自社の商品に対しての知識は誰よりも多い
- 加入した後のアフターフォローも行ってくれる
デメリット
- 自社の商品中心になるため、説明も誘導的になりやすい
- 担当者のスキルに大きな差がある
- ノルマ制のため、どうしても営業圧力が大きくなり、断りにくい状況になりやすい
ライフプランナー/ファイナンシャルプランナー
顧客の家族構成や家計の収支から適切な生命保険選びをサポートしてくれます。近年では、独立系のファイナンシャルプランナーが多く、保険会社から販売手数料をもらうことで生計を立てています。
メリット
- 親身に相談にのってくれる
- 保険だけでなく、税金、貯蓄、ローンなど全体的な家計の収支を元に相談にのってくれる
- 加入した場合のアフターフォローも親身にしてくれる
- 複数の生命保険を扱っている
- 中立で利用者目線の提案をしてくれる
デメリット
- 友人や知人の紹介の場合、断りにくい
- ネット通販型の生命保険は販売手数料がないため、取り扱いがない
- スキルに大きな個人差がある
「セルフ型」
「セルフ型」は、自分で生命保険を探すタイプの方法です。誰も教えてくれないデメリットがあるものの、自分でやる方が安い保険料の生命保険に入ることができるのです。
インターネット
ネット生保が話題を集めたように、今ではインターネットからしか生命保険の募集を行っていない生命保険会社が登場してきました。店舗を持つ必要がな悪、人件費も大きく削減できるため、コストが低く、保険料が既存の保険会社よりも大幅に低く設定されているのです。また、はじめての方でもわかるように生命保険の商品設計自体も非常にシンプルに構築されています。
メリット
- 保険料が安い
- しつこい勧誘などは皆無
デメリット
- 自分で生命保険の知識を習得する必要がある
- シンプルな商品設計のため、自分の要望に合致しない可能性もある
- ニーズに合った商品を用意していないケースもある
まとめ
まずはどのような生命保険の入り方があるのか把握できたかと思います。
申込みの方法によって保険料も、生命保険の選び方も変わってきてしまうため、生命保険選びの目的に合った申込み方法を見つける必要があるのです。
次は、当サイトがおすすめする生命保険選びの方法です。